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エピックセブンの評価とレビュー 圧倒的美麗さのアニメーションは必見

エピックセブン 概要

『EPIC 7 SEVEN』(エピックセブン)は、アズールレーンなどで知られる株式会社Yostarと、Smilegate Megaportが運営する基本プレイ無料のスマホ向けRPG。

ハイクオリティのアニメーションが売りで、戦闘中のカットインアニメーションは”圧巻”の一言です。

戦闘システムは“ターン性コマンドバトル”になっており、画面右下のスキルアイコンから1つを選び、攻撃対象をタップすることで戦闘が進みます。

マップは横スクロールアクション風になっていて、一本道のものから複数の分かれ道を進みながら宝箱を見つけたり、目的地を目指したりするような探索ゲームのような遊び方ができるようなものまで用意されています。

戦闘やマップ移動を自動でやってくれるオート機能もあるので、周回プレイも効率よくこなすことが可能です。

ソロプレイ用のコンテンツだけではなく、対人戦ができるマルチプレイコンテンツもしっかり用意されています。

やり込み要素満載の、非常にやりごたえのあるゲームといえるでしょう。

ガチャ

評価
かなり渋い

排出率

英雄(キャラクター)
ランク 排出率(%)
☆5 1.4
☆4 5
☆3 45.35
古代の遺物
ランク 排出率(%)
☆5 1.75
☆4 6.5
☆3 40
  • 英雄の排出率は、”通常”と”月英”を合算した数値
  • ガチャは英雄と遺物を合わせた、闇鍋ガチャ

ガチャはかなり渋いが、天井設定が比較的やさしい

排出率の項目を見ていただけるとわかると思いますが、高レアキャラクターの排出率が非常に低いです。 ☆5は1.4パーセント、☆4ですら5パーセント。

これはちょっとあまりにもな確率設定だと思います。

召喚は1回ずつしかできないので、他のソシャゲでよくある”10連で○○が1体確定”といった最低保証も存在しません。 つらたん。

しかし、そのぶん天井の設定はやさしく、”召喚を120回すると、次の召喚でピックアップキャラクター1人確定”とかなり良心的です。

残念ながらピックアップ召喚と“神秘召喚”という特別な召喚にしか天井は設けられていませんが、多少の課金ができるのならかなり優しめといえるかもしれません。

そのほか、ショップにて“4~5英雄召喚書”という、☆4☆5キャラクターがランダムで1人召喚できるアイテムが販売されていることもあります。

キャラクター

評価
キャラクターグラフィックは良いが……

セリフや地の文章が少しおかしい

可愛いとかカッコいいキャラクターばかりでなく渋いのとかユニークなのとか色いろそろっていて、魅力的なキャラクターがとても多いです。

渋いオジサンであったり憎めない悪役が登場するというのは、かなり評価できるでしょう。

各キャラクターの人物背景などもそれなりにしっかり設定されていて、キャラクターページには人物相関も用意されているので、キャラゲーとしての出来は非常に高いです。

それだけに、ストーリー上などで喋るセリフが変な感じなのが残念で仕方ありません。

エピックセブンは日本ではなく韓国のソシャゲで、ストーリーの文章やキャラクターのセリフは翻訳されたものなのです。

文章の構成やキャラクターの口調がおかしくなったりすることがあるため、文章力の高さやキャラクター設定の細かいところまでしっかり気にするような人からすると、モチベーションが下がる要因になりうると思います。

グラフィック

評価
数あるソシャゲの中でもトップクラス

各種モーションやカットインのアニメーションがすごい

流行りのLive2Dを駆使した高品質でぬるぬる動く立ち絵や戦闘モーションは非常にきれいで、まるですべて手書きで作られているかのように見えるほど。

海外産ソシャゲのクオリティの高さがよくわかる出来になっています。

そしてエピックセブンを評価するうえで欠かせないのが“カットイン”

カットインは、☆4以上のキャラクターの第3スキルを使用した際に挿入されるアニメーションです。

Live2Dで作られているキャラクターの立ち絵や戦闘モーションと違って完全な手書きで作られており、そのクオリティの高さは他のソシャゲにはないエピックセブンの強みと言えるでしょう。

遊びやすさ

評価
手軽に遊べる作品ではないかも

ソロもマルチも楽しめる

ソロプレイだけでも十分に遊べるのですが、“闘技場”“ギルド戦”といった対人戦を行うマルチプレイ要素も充実しています。

ソロプレイに関してもストーリー以外に、

  • 複数の分岐点が存在するマップを踏破していく“迷宮”
  • 敵を倒してさらに深い階層へと進んでいく“深淵”
  • 専用装備の素材を集める“討伐”

などが存在します。

要素が多すぎてわかりにくい

ソロやマルチの要素が充実しているのはやり込み好きの人にとってはありがたいことなのですが、充実しすぎて何をどうすればいいのかがわかりにくくなってしまっています。

チュートリアルも用意されているのですが正直イマイチ頭に入りにくいですし、どんどん解放されていく要素についていけず、嫌気がさしてしまいかねません。

どこで何ができるかも少しわかりにくいので、少々とっつきにくいと感じました。

育成

評価
レアリティアップが苦行

レアリティアップがかなり大変

育成要素そのものはそこまで奥深いものではなく、

  • レベル上限解放の“レアリティアップ”
  • スキルのダメージ倍率などを強化する“スキル強化”
  • スキル効果やステータスなどを強化できる“覚醒”
  • 同一パーティの仲間を強化するスキルを習得する“陣形効果”

の4種類くらいで、スキル強化と覚醒はそこまで大変ではないです 問題はレアリティアップ。

これがなかなかに大変で、現在のレアリティと同じレアリティのキャラクターをレアリティと同じ数用意しないといけません。

具体的にいうと、☆5のキャラクターを☆6にしようと思ったら、アップしたい☆5キャラクターを除いて☆5キャラクターを5体用意する必要があるわけです。

そしてレアリティアップをするためにはアップしたいキャラクターのレベルを最大まで上げておかなくてはなりません。

なので低レアキャラクターを最大レベルまで上げてレアリティアップする作業をひたすら繰り返すことになるので、それがすごく苦行なのです。

陣形効果も強化するのは大変ですが、同一キャラクターを掛け合わせて強化していくガチャ関係の要素なので、大変の種類がまた違いますね。

まあエピックセブンのガチャ排出率を考えると、これもまた苦行といえるかもしれませんが……。

エピックセブン レビューまとめ

ガチャ
キャラクター
グラフィック
遊びやすさ
育成

※このページで使用している『EPIC 7 SEVEN』の画像は、エピックセブン公式チャンネルから引用しています。